塚田家住宅銘木蔵

特徴等

塚田家は江戸時代後期の弘化年間(1844-1848)から木材回漕問屋を営んできた。栃木河岸と呼ばれた巴波川東岸沿いに長大な板塀とともに文庫蔵・・銘木蔵・旧米蔵・旧荷蔵などの蔵を並べて「蔵の街・栃木」の代表的景観をつくる。旧荷蔵など一部の蔵は「塚田歴史伝説館」の展示施設として公開されている。
銘木蔵は土蔵造2階建、切妻造、桟瓦葺の巨大な倉庫建築で、屋敷地の南辺に東西棟で建っている。北面の庭側に吹放し下屋庇を備え、西面は落棟の入母屋屋根とする。外壁は東・南・西の３面が白漆喰塗で、北面の庇上は簓子下見板張とする。材木問屋としての建築構成上，根幹をなす存在である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)／塚田歴史伝説館のリーフレット
2005-9-14

番号-名称		年代	構造等
165 塚田家住宅銘木蔵		大正期 (1912-1925)	土蔵造2階建、瓦葺、建築面積152㎡


塚田家住宅銘木蔵 (撮影：2005-5)	塚田家住宅銘木蔵 (撮影：2005-5)

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