特徴等
油伝味噌(あぶでんみそ)は江戸中期天明年間創業の老舗で、古くは油屋を営んでいたが、幕末に味噌の製造も始め、明治時代に味噌屋となった。
店舗兼主屋は明治中期の建造で、旧例幣使街道に東面して建っている。切妻造、桟瓦葺の2階建の東妻面に、寄棟屋根を接する特徴的な屋根構成で、正面には下屋庇を設ける。軒は出桁造で、北半部に出格子窓、南半部に引違建具をたて開放的な造りとする。旧街道に面する商家の面影を伝える。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2019-1-14
油伝味噌店舗兼主屋
(撮影:2005-9)
油伝味噌店舗兼主屋
(撮影:2005-9)
       
       
       
       
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    栃木県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
番号-名称 年 代   構造等
120 油伝味噌
店舗兼主屋
明治中期(1868-1911)
大正期(1912-1925)増築
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積41㎡