特徴等
大川家はかっては名主を務め、また元機として栄えた旧家で、住宅は足利市の西部、JR両毛線小俣駅の北方に位置している。敷地中央の主屋を中心とする建築群は、織物で栄えた小俣地区の元機の屋敷構えを今に伝える遺構であり、現在は社会福祉法人小俣幼児生活団の施設として活用されている。
巽蔵は、旧納屋東端下屋部の北方に南北棟で建っている。桁行4間・梁間3間規模の2階建土蔵で、庭側の西面に土庇を差掛けて蔵前をとる。屋根は切妻造、桟瓦葺の置屋根とし、外壁は白漆喰塗に仕上げる。続蔵とともに屋敷地東辺の石垣上に建ち,屋敷地東面の景観の中核をなす。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板
2006-6-7
大川家住宅巽蔵 (撮影:2006-6) 大川家住宅巽蔵 (撮影:2006-6)
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    栃木県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
番号-名称 年 代   構造等
082 大川家住宅
巽蔵
明治(1868
-1911)初期
木造2階建、瓦葺、建築面積49㎡