大川家住宅本蔵

特徴等

大川家はかっては名主を務め、また元機として栄えた旧家で、住宅は足利市の西部、JR両毛線小俣駅の北方に位置している。敷地中央の主屋を中心とする建築群は、織物で栄えた小俣地区の元機の屋敷構えを今に伝える遺構であり、現在は社会福祉法人小俣幼児生活団の施設として活用されている。
本蔵は桁行6間・梁間2間半の細長平面をもつ2階建土蔵で、主屋北西隅の納戸の西方に2階建の蔵前を介して南北棟で建っている。質蔵として建てられ、屋根は桟瓦葺、切妻造の置屋根とし、外壁は腰を黒漆喰、部を白漆喰に仕上げる。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／現地の説明板
2006-6-7

番号-名称		年代	構造等
079 大川家住宅本蔵		嘉永4年 (1851)	土蔵造2階建、瓦葺、建築面積50㎡

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大川家住宅本蔵 (撮影：2006-6)