特徴等 |
都宮高校は、明治12年(1879)に都賀郡薗部村に創立された栃木中学校を始まりとする。その後学制の変更などにより何回か改称され、現在地には明治26年(1893)に移転した。旧本館はこの時に建設された県内最古の旧制中学校建築で、白亜館の名で広く親しまれている。1階は事務室・職員室・校長室など、2階は広い1室の講堂として使用された。寄棟造で、外壁は下見板貼、飾りバルコニーのある玄関ポーチが正面に設けられている。全体的に簡素な意匠の建物である。現在は「滝の原会館」の名で学校の歴史資料展示館として活用されている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板 2006-6-6 |
宇都宮高校旧本館 (撮影:2006-6) | 宇都宮高校旧本館 (撮影:2006-6) |
h: | |||
栃木県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
007 宇都宮高校 旧本館 |
明治26年(1893) | 木造2階建、瓦葺、建築面積684㎡ |