東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
小林家住宅 | 18世紀(1701-1800) 中頃 |
桁行14.8m、梁間9.3m、入母屋造、西面突出部附属、茅葺 |
特徴等 |
小林家住宅は、桧原村藤倉地区にある農家の住居で、標高600mほどの南斜面に建つ一軒家である。村内最古の家といわれ、建築年代はその手法から見て18世紀前半と考えられている。家屋は比較的に保存がよく、東京都から山梨県にかけての民家の様式の変化を知ることができる貴重な建造物であるとされる。規模構造は、桁行14.8m、梁間9.3m、屋根は入母屋造、西側を除く三方に縁を後設してある。屋根は茅葺であるが、現在はその上から鉄板を葺いている。外壁には板を使用し、柱は釿作り、天井は根太で作られ、客間だけ棹縁になっている。附属屋には、厩、便所、倉、納屋がある。 参考資料:桧原村の文化財(桧原村)/国指定文化財等DB(文化庁) 2004-11-20 |