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    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
名 称 年 代   構造等
正福寺地蔵堂
(国宝)
応永14年(1407) 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺、もこし銅板葺
正福寺地蔵堂 (撮影:2004-6) 正福寺地蔵堂 (撮影:2004-6)
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特徴等
正福寺は、鎌倉時代半ばに、臨済宗建長寺の末寺として開創されたと考えられている。地蔵堂は方3間、入母屋造、杮葺きで、銅板葺の裳階を付けた禅宗様の仏殿である。反りの強い屋根、弓欄間、花頭窓、扇垂木、詰組など典型的な禅宗様の特徴を見せる。正面3間のうち左右2間の花頭形式の戸口は非常に珍しい。応永14年(1407)の建造になり、室町期の禅宗仏殿の典型として国宝に指定されている。堂内には本尊の地蔵菩薩立像のほか、千体地蔵の別名のとおり、奉納された多くの小地蔵尊像が安置されている。
参考資料:東京都文化財ウィーク2003ガイドマップ/国指定文化財等DB(文化庁)

2018-10-3
       
       
       
       
正福寺地蔵堂 (撮影:2004-6) 正福寺地蔵堂 (撮影:2004-6)
正福寺地蔵堂 (撮影:2004-6) 正福寺地蔵堂 (撮影:2004-6)