東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
正福寺地蔵堂 (国宝) |
応永14年(1407) | 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺、もこし銅板葺 |
特徴等 |
正福寺は、鎌倉時代半ばに、臨済宗建長寺の末寺として開創されたと考えられている。地蔵堂は方3間、入母屋造、杮葺きで、銅板葺の裳階を付けた禅宗様の仏殿である。反りの強い屋根、弓欄間、花頭窓、扇垂木、詰組など典型的な禅宗様の特徴を見せる。正面3間のうち左右2間の花頭形式の戸口は非常に珍しい。応永14年(1407)の建造になり、室町期の禅宗仏殿の典型として国宝に指定されている。堂内には本尊の地蔵菩薩立像のほか、千体地蔵の別名のとおり、奉納された多くの小地蔵尊像が安置されている。 参考資料:東京都文化財ウィーク2003ガイドマップ/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-10-3 |