特徴等
池上本門寺は、日蓮聖人が病気療養のため常陸の湯に向かう途中、病が重くなり池上宗仲公の館に留まったとき、宗仲・宗長兄弟が寄進した山上のお堂を「長栄山本門寺」と命名し開堂供養をされたのに始まるという。
五重塔は、慶長12年(1607)、江戸幕府2代将軍徳川秀忠が乳母岡部局の発願により建立したもので、関東に現存する五重塔のうち、一番古い塔とされる。初層のみを和様、二層以上を唐様とし、上層への逓減率が少ない点、相輪長が短い点等の特徴がある。宝塔とともに、古刹池上本門寺を代表する塔で、地域のランドマークにもなっている。
参考資料:東京文化財ウィーク2003ガイドマップ/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-18
本門寺五重塔 (撮影:2004-2) 本門寺五重塔 (撮影:2004-2)
名 称 年 代   構造等
本門寺五重塔 慶長12年(1607) 三間五重塔婆、一重、二重本瓦葺、三重以上瓦棒銅板葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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本門寺五重塔 (撮影:2004-2)
    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
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