名 称 | 年 代 | 構造等 | |
旧前田家本邸 洋館 |
昭和4年 (1929) |
鉄筋コンクリート造、建築面積978.25㎡、二階建、地下一階、寄棟造、塔屋三所付、銅板葺 |
特徴等 |
駒場公園は、旧加賀藩主前田家の当主であった前田利為侯爵駒場邸跡である。巨木と緑あふれるこの公園内に建つイギリス・チューダー様式の趣のある洋館は、戦前の大名華族の邸宅を代表する規模と意匠を誇るコンクリート造、化粧レンガ、タイル貼りの建物である。第二次世界大戦中に人の手に渡り、終戦後は占領軍に接収されたが、接収解除後に敷地の大部分を国が買い取り、昭和42年(1967)に東京都の公園として開園、昭和50年(1975Z)に目黒区に移管された。この駒場邸は、洋館のほかに和館も持つ典型的な和館洋館併存住宅であり、1階は公園を訪れる人に無料休憩所として一般開放されている。 参考資料:駒場公園案内パンフレット/国指定文化財等DB(文化庁) 2005-8-17 |
東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |