名 称 年 代   構造等
浅草寺二天門 慶安2年(1649)頃 三間一戸八脚門、切妻造、本瓦葺
       
       
       
       
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    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
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特徴等
元和4年(1618)、浅草寺観音堂の西南に東照宮が創建されたが、寛永8年(1631)と同19年(1642)の再度の火災により焼失し、江戸城内の紅葉山に遷座された。二天門は、東照宮の随身門と伝わり、創建は元和4年(1618)であるが、現存するものは慶安2年(1649)頃の建築と考えられている。形式は3間1戸の8脚門で、切妻造、本瓦葺である。明治初年、神仏分離令によって随身像は仏教を守護する四天王のうち持国天 ・増長天の二天像に変わり、門の名も二天門と改称された。現在安置されている像は昭和32年(1957)、寛永寺の厳有院(4代将軍家綱)霊廟の勅額門から移したもので、慶安年間(1648-52)の作である。また、三条実美による「二天門」の扁額が掲げられている。
参考資料:現地の説明板(台東区教育委員会)/東京都文化財情報DB(東京都)/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-9-28
       
       
       
       
浅草寺二天門 (撮影:2004-9) 浅草寺二天門 (撮影:2004-9)
浅草寺二天門 (撮影:2004-9) 浅草寺二天門 (撮影:2004-9)