名 称 年 代   構造等
旧東京帝室博物館
本館
昭和12年
(1937)
鉄骨鉄筋コンクリート造、二階建、地下二階、本瓦葺、正面玄関ポーチ付、建築面積6,601.8㎡
       
       
       
       
旧東京帝室博物館本館 (撮影:2005-4) 旧東京帝室博物館本館 (撮影:2005-4)
特徴等
旧東京帝室博物館本館は、前身の本館が関東大震災で被害を受けたことにより再建されたもので、昭和12年(1937)に竣工した。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上2階地下2階建、平面は中庭をふたつ設けた日の字型平面で、正面中央前方に車寄を張り出す。博物館建築としての採光、空気調和等の設備は、当時最新の技術水準が示されている。 設計は懸賞募集の一等当選案(渡辺仁案)を原案とし,宮内省内匠寮が実施に当たった。 意匠的に完成度が高く、昭和初期の日本の近代建築の到達点を示す作品のひとつとして高い価値があると評されている。現在は東京国立博物館本館として、日本の美術作品が展示されている。
参考資料:東京都文化財情報DB(東京都)/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-9-25
       
       
       
       
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旧東京帝室博物館本館 (撮影:2004-3) 旧東京帝室博物館本館 (撮影:2004-3)
旧東京帝室博物館本館 (撮影:2004-3) 旧東京帝室博物館本館 (撮影:2004-3)