東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |
特徴等 |
この塔は、寛永8年(1631)に上野東照宮の塔として建立された当初の塔が同16年(1639)に花見客の失火で焼失したため、同年再建されたものである。明治の神仏分離で寛永寺のものとなり、その後昭和33年(1958)に同寺より東京都に寄贈された。東照宮参道の右側に位置し、現在は恩賜上野動物園の中にある。構造は、3間5層、全層和風造り、地上から九輪までの高さは約36mである。東京都には、現在10基の五重塔があるが、この塔は池上本門寺
(1608年創建) の塔に次いで2番目に古い創建である。 参考資料:台東区HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2005-1-16 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
旧寛永寺五重塔 | 寛永16年 (1639) |
三間五重塔婆、五重銅瓦葺、他本瓦葺 |