特徴等
この建物は、明治の実業家磯野敬氏が耐震、耐火の住宅として建設したもので、地下鉄茗荷谷駅の近く、通りを隔てて筑波大学東京キャンパスに面する敷地に建っている。主屋は車寄を備えた平屋建の書院棟、3階建の応接棟、平屋建の旧台所棟などからなり、屋根・側面とも銅板が張り廻らされているため、銅 (あかがね) 御殿とよばれている。材料は、国産の吟味された良材がふんだんに使用され、造作や意匠には熟達した技能が見られる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/東京の近代建築(地人書館刊)
2005-8-12
       
       
       
       
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    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
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名 称 年 代    構造等
旧磯野家住宅
主屋
大正元年
(1912)
木造、一部三階建、銅板葺、建築面積547㎡
       
       
       
       
旧磯野家住宅主屋 (撮影:2004-1) 旧磯野家住宅主屋 (撮影:2004-1)
旧磯野家住宅主屋 (撮影:2004-1) 旧磯野家住宅主屋 (撮影:2004-1)