特徴等
明治神宮外苑は、多くの国民の寄付金と勤労奉仕によって、旧青山練兵場の跡地に造成され、大正15年(1926)明治神宮奉賛会によって奉献された。広さは約30万㎡、 神宮球場をはじめ数々のスポーツ施設が点在し、スポーツの森として親しまれている。
聖徳 (せいとく) 記念絵画館はその中心となる美術館で、明治天皇と皇后の事績を描いた絵画を展示している。設計は公募により一等に入選した小林正紹氏の案を基に、明治神宮造営局 (佐野利器、小林政一) が修正し、大正15年(1926)に完成した。中央正面階段よりアーチ型の玄関を入るとドーム屋根を戴く吹抜の大広間があり、左右に絵画室を配置する。内部は大理石やモザイクタイルで壮麗に飾り、外観は花崗岩による重厚な仕上げとする。
参考資料:現地の説明板(東京都生活文化局)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-12
       
       
       
       
聖徳記念絵画館 (撮影:2003-10) 聖徳記念絵画館 (撮影:2003-10)
       
       
       
       
リストに戻る
    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
聖徳記念絵画館 (撮影:2006-11) 聖徳記念絵画館 (撮影:2006-11)
リストに戻る
聖徳記念絵画館 (撮影:2006-11)
名 称 年 代    構造等
聖徳記念絵画館 大正15年
(1926)
鉄筋コンクリート造、地下1階、銅板葺 、建築面積2348.52㎡