東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
学習院旧正門 | 明治10年(1877) | 鋳鉄製柱門、左右脇門及び袖壁附属 |
特徴等 |
この門は、はじめ明治10年(1877)に学神田錦町に開かれた学習院の正門として造られた。鋳鉄製の柱門で、左右に脇門と袖塀を備え、唐草模様をあしらった和洋折衷の門である。埼玉県川口市において製作されたと伝わり、当時の鋳造技術を知るうえにも重要な遺構とされる。神田錦町の学習院校舎が明治19年(1886)に焼失したあと、この門は各所を転々としたが、昭和25年(1950)に戸山のこの地に移され、現在、学習院女子大学、学習院女子中・高等科の正門となっている。 参考資:現地の説明板(学校法人学習院)/国指定文化財等DB(文化庁) 2005-3-16 |