名 称 年 代    構造等
旧台徳院霊廟
惣門
寛永9年
(1632)
三間一戸八脚門、入母屋造、前後裾唐破風付、銅瓦葺
       
       
       
       
       
       
       
       
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    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
旧台徳院霊廟惣門 (撮影:2006-6) 旧台徳院霊廟惣門 (撮影:2006-6)
特徴等
徳川家の菩提寺として手厚い保護を受けた芝増上寺には、徳川15代のうち6人の将軍や皇女和宮の墓所がある。戦前あった霊廟は、ほとんどが昭和20年(1945)の東京大空襲によって焼失したが、有章院 (7代徳川家継) 霊廟二天門、台徳院 (2代秀忠) 霊廟惣門・勅額門・丁字門・御成門、文昭院 (6代家宣) 霊廟中殿 (現徳川家墓所門)、清揚院綱重霊廟水盤舎 (境内参道脇に移築) が焼失を免れ、現存している。
惣門は3間1戸、入母屋造、銅瓦葺の8脚門で、前後の屋根に据唐破風を設け、左右に金剛力士像を安置している。平成16年(2004)から2年をかけて銅板屋根の葺き直し、塗装などの修理が実施され往年の姿がよみがえっている。現在は増上寺の南の日比谷通りに東面する位置に立っているが、当初は今の場所より西方58mにあり、昭和34年(1959)に現在地に移されたとのことである。また、勅額門・丁子門・御成門の3門は、狭山市にある不動寺に移築し保存されており、いずれも重要文化財に指定されている。
参考資料:増上寺案内リーフレット/東京都文化情報DB/国指定文化財等DB(文化庁)

2018-9-15
旧台徳院霊廟惣門 (撮影:2006-6)
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