名 称 | 年 代 | 構造等 | |
有章院 (徳川家継) 霊廟二天門 |
享保2年(1717) | 三間一戸八脚門、切妻造、銅瓦葺 |
特徴等 |
徳川家の菩提寺として手厚い保護を受けた芝増上寺には、徳川15代のうち6人の将軍や皇女和宮などの墓所がある。戦前あった霊廟はほとんどが昭和20年(1945)の東京大空襲によって焼失したが、有章院
(徳川家継) 霊廟二天門、台徳院 (2代秀忠) 霊廟惣門・勅額門・丁字門・御成門、文昭院 (6代家宣) 霊廟中殿 (現徳川家墓所門)、清揚院綱重霊廟水盤舎
(境内参道脇に移築) が焼失を免れ、現存している。 有章院 (徳川家継) 霊廟二天門は、三間一戸、切妻造、銅瓦葺の八脚門で、芝公園の北東部に日比谷通りに東面して建っている。享保2年(1717)の建立で、正面中央を桟唐戸とし、左右に漆塗りの広目天と多聞天を安置している。相当劣化していたが近年補修が完了し、往年の豪華な姿がよみがえっている。 参考資料:増上寺の案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁) 2019-9-29 |
東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |