特徴等
髙島屋東京店は、日本橋から銀座へと続く中央通りに西面する街区に建つ百貨店店舗である。建設に当たっては建築図案競技が実施され、一等の高橋貞太郎による実施案に基づいて昭和8年(1933)に竣工した。中央通りに面する西側約3分の1の部分で、西欧の歴史様式に日本建築の要素を随所に取り入れた建物である。戦後、村野藤吾の設計による増築が約30年間にわたり重ねられ、高橋・村野両名のデザインが見事に調和した一街区全体を占める建物が完成した。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上8階地下3階建、屋上塔屋4階付で、建築面積は7,743㎡である。わが国の百貨店建築を代表する貴重な遺構とされる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/東京都文化情報DB(東京都HP)
2018-9-15
髙島屋東京店 (撮影:2008-6) 髙島屋東京店 (撮影:2007-4)
名 称 年 代    構造等
髙島屋東京店 昭和8年(1933) 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上八階地下三階建、屋上塔屋四階付、建築面積7743.46㎡
       
       
       
       
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髙島屋東京店 (撮影:2008-6) 髙島屋東京店 (撮影:2008-6)
       
       
       
       
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