日本銀行本店本館 (撮影:2004-7) 日本銀行本店本館 (撮影:2004-7)
特徴等
日本銀行は明治15年(1882)に永代橋の袂で開業したが、手狭であったことや都心部から離れていたことなどから、翌年には店舗の移転が決定し、明治29年(1896)に江戸時代の金座があった現在の場所に日本銀行本店本館が竣工した。石造及び煉瓦造、地上3階地下1階建で、屋根は鉄板及び銅板葺とし、正面に回廊を廻す。当初は総石造りの計画であったが、着工翌年に発生した濃尾大地震を教訓に、外壁の内側に煉瓦を積み上げ、外側に石を積み上げた石積み煉瓦造りにすることで耐震性を向上させ、大正12年(1923)に発生した関東大震災では火災による被害はあったが、建物自体には損傷がなかったという。ネオ・バロック様式にルネッサンス様式を加味した意匠で、辰野金吾の代表作の一つとされる。
参考資料:日本銀行HP/国指定文化財等DB(文化庁)/東京都文化財情報DB(東京都)
2018-9-14
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日本銀行本店本館 (撮影:2003-1) 日本銀行本店本館 (撮影:2003-11)
       
       
       
       
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日本銀行本店本館 (撮影:2003-1) 日本銀行本店本館 (撮影:2003-1)
    東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
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名 称 年 代    構造等
日本銀行
本店本館
明治29年
(1896)
石及び煉瓦造、三階建、地下一階、鉄板及び銅板葺、正面・回廊及び中庭附属、建築面積2,684.6㎡
       
       
       
       
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日本銀行本店本館 (撮影:2003-1) 日本銀行本店本館 (撮影:2003-1)
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日本銀行本店本館 (撮影:2003-1) 日本銀行本店本館 (撮影:2004-7)