名 称 年 代    構造等
日本橋 明治44年
(1911)
石造二連アーチ橋、高欄付(青銅製照明灯を含む)
       
       
       
       
特徴等
日本橋が初めて架けられたのは徳川家康が幕府を開いた慶長8年(1603)と伝わり、東海道など5街道の起点とされた。その後火災などにより改築が重ねられたが、明治44年(1911)に現在の石造二連アーチ橋に架け替えられた。壁石は切石積みで、翼壁上に湾曲形の袖壁をめぐらす。装飾用材は全て青銅で、中央及び橋台部4隅に花形ランプ付方錐柱を建て、各柱座に獅子と麒麟を据えている。橋の中央には道路の起点を示す道路元標が埋め込まれており、国道1号線など7つの国道の起点となっている。設計は米元晋一(東京市技師)、装飾は妻木頼黄が担当した。ルネッサンス様式で、豊かな装飾が施された堂々とした橋梁であるが、橋の上を首都高速が横断しているので、残念ながら、圧迫感があって景観としては良くない。
参考資料:現地の説明板(東京都)/東京都文化財情報DB(東京都)/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-9-21
日本橋 (撮影:2008-6) 日本橋 (撮影:2008-6)
日本橋 (撮影:2005-1) 日本橋 (撮影:2002-1)
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日本橋 (撮影:2003-1) 日本橋 (撮影:2003-1)
       
       
       
       
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