特徴等
清洲橋 (きよすばし) は隅田川に架かる清洲橋通りの橋で、名前は深川の清澄町と日本橋中洲町を結ぶ橋であることから、それぞれ1字をとって名付けられた。関東大震災後の復興事業の一環として、昭和3年(1928)に完成した。現在は下流から5番目の橋になっているが、当時は永代橋に次ぐ第2橋梁で、重量感にあふれ男性的な永代橋に対し、清洲橋は優美で女性的なイメージで演出された。デザインは、当時世界でも美しい橋として知られていたドイツ・ケルンのライン川に架かるヒンデンブルグ橋をモデルとした。ブルーのカラーは清楚で気品があり、優美で軽快な姿が水面に映えている。平成12年(2000)、この2つの橋は「帝都を飾るツイン・ゲイト」として、第1回土木学会選奨土木遺産に選定された。
参考資料:現地の説明板(東京都)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-11
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清洲橋 (撮影:2003-12) 清洲橋 (撮影:2001-9)
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清洲橋 (撮影:2003-12) 清洲橋 (撮影:2003-12)
名 称 年 代    構造等
清洲橋 昭和3年
(1928)
鋼製三径間補剛吊橋、橋長186.2m、幅員25.9m、東南袖高欄附属、鉄筋コンクリート造橋脚2基及び鉄筋コンクリート造橋台2基を含む
       
       
       
       
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清洲橋 (撮影:2003-12)
       
       
       
       
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