名 称 | 年 代 | 構造等 | |
旧近衛師団 司令部庁舎 |
明治43年 (1910) |
煉瓦造、二階建、スレート葺、中央八角塔屋付、建築面積929.3㎡ (玄関広間以外の内装を除く) |
特徴等 |
この建物は、煉瓦造、2階建のゴシック風建築で、終戦まで近衛師団司令部として使用されていた。設計は陸軍技師田村鎭、明治43年(1910)の竣工である。左右対称で、中央の玄関と両翼を前面に張り出している。玄関の入口は両側に柱を立てて尖塔アーチを載せ、屋根に八角塔屋を設けている。赤煉瓦と白い窓枠などのコントラストが美しく、端正で格調のあるたたずまいである。明治時代の煉瓦造りの官庁建築として貴重な遺構であり、現在は東京国立近代美術館工芸館として活用されている。 参考資料:東京文化財ウィーク2003ガイドマップ/国指定文化財等DB(文化庁) 2005-8-9 |
東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |