特徴等
旧府中町役場庁舎は、大正10年(1921)に府中町の庁舎として建設された洋風建築で、多摩地区に現存する最も古い役場建築の一つである。昭和29年(1954)に府中町、西府村、多磨村が合併して府中市となった後も市役所等として使用されてきたが、昭和61年(1986)に府中市郷土の森博物館の建設に伴い、府中市宮西町から現在の地に移築された。建物正面は左右対称で、飾り天窓、上げ下げ窓、玄関の車寄せの意匠など見所が多い。背面に鉄板葺平屋建の附属舎が付いている。
参考資料:現地の説明板
2005-8-22
       
       
       
       
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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
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番号-名称 年 代   構造等
57 旧府中町役場
庁舎
大正10年(1921) 木造2階建、寄棟造、桟瓦葺、建築面積59.6㎡ 、正面車寄付、背面鉄板葺平屋建附属
旧府中町役場庁舎 (撮影:2004-10) 旧府中町役場庁舎 (撮影:2004-10)
旧府中町役場庁舎 (撮影:2004-10)