東京都指定の有形文化財建造物 2018-8-13 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
49 髙尾山不動堂 | 寛永年間(1624 -1644)(推定) |
桁行3間、梁間3間、宝形造、檜皮葺型銅板葺、向拝1間、四方廻り縁付 |
特徴等 |
高尾山薬王院有喜寺は天平16年(744)に、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として行基により開山された古寺で、一般には単に「高尾山」あるいは「高尾山薬王院」と呼ばれ、広く信仰を集めている。 髙尾山不動堂は高尾山薬王院の奥院で、江戸時代初期・寛永年間(1624-44)の建築になるものと見られている。もとは現本堂の位置にあった護摩堂を明治43年(1910)頃に移築し、不動堂としたものである。規模は桁行3間、梁間3間、構造は宝形造、檜皮葺型銅板葺で、1間の向拝を設け、四方に縁を廻らせる。本尊大聖不動明王、両脇童子、並びに開山行基菩薩尊像、中興俊源大徳尊像が安置されている。附(つけたり)の須弥壇も同時代に造られたものである。 参考資料:現地の説明板(東京都教育委員会) 2005-8-23 |