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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
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番号・名称 年 代   構造等
48 浄福寺観音堂内厨子 大永5年(1525)頃 一間厨子、寄棟造、板葺
浄福寺観音堂内厨子
(撮影:2004-9)
浄福寺観音堂内厨子
(撮影:2004-9)
特徴等
浄福寺は、文永年間(1260年代後半)に創建されたといわれる古寺で、八王子市下恩方町に所在している。
観音堂は大永5年(1525)の建造になり、千手観音を安置する厨子もその頃の製作と見られている。四方に丸柱をたて、正面に両開戸を備える。扉のするどいしのぎのついた桟は、関東、東北地方に見られる室町時代の遺構に特有なものである。藁座、礎盤等もすぐれ、室町様式を具備し、地方色もそなえるものとして価値が高いものとされる。 現在、厨子は本堂内に安置されている。
参考資料:現地の案内板(東京都教育委員会)

2005-8-22
浄福寺観音堂 (撮影:2004-6) 浄福寺本堂 (撮影:2004-6)