リストに戻る
    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
リストに戻る
番号・名称 年 代   構造等
38 安楽寺本堂 元禄6年
(1693)
行12間、梁間7間、寄棟造、銅板葺 (附)玄関:両下造、銅板葺、左端本堂、右端庫裡に接続
特徴等
安楽寺は、縁起によると和銅年間(708-714)に行基が軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)を彫刻して一堂に安置、これが安楽寺の元になったとされている。
本堂は、元禄6年(1693)建造の書院造風方丈型の本堂で、桁行12間・梁間7間、寄棟造、茅葺型銅板葺である。「新編武蔵風土記稿」には「本堂13間に7間半、南向」と記されており、現存する本堂の規模と一致するところから、建築後大きな改造はなされていないと見られている。都内に現存する最も古い書院造風本堂であり、屋根は昭和51年(1976)の保存修理の際に茅葺から茅葺型銅板葺に改められている。
参考資料:現地の説明板(東京都教育委員会)
2005-8-24
     
     
       
       
安楽寺本堂 (撮影:2004-11) 安楽寺本堂 (撮影:2004-11)

(附)玄関
安楽寺本堂 (撮影:2004-11)