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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
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番号・名称 年 代   構造等
36 虎柏神社
本殿
享保19年
(1734)
三間社切妻造、桁行三間、梁間二間、茅葺、 覆屋付 当初は向拝付流造
特徴等
虎柏神社 (とらかしわじんゃ) は、定かではないが、平安時代の延喜式神明帳に記される神社の1つに比定される古社で、青梅市根ヶ布に所在している。
本殿は、三間社切妻造、茅葺で、享保19年(1734)、多摩郡青梅村大柳の張海次郎兵衛が棟梁を勤め、同郡羽村根岸の大工宮川善右衛門らが工事に携わり建立されたものである。公儀普請の建物を除くと東京都内のなかで数少ない三間社の遺構の1つで、装飾的要素も控えめであり、全体的に古式を伝える貴重な神社建築とされる。
参考資料:現地の説明板(東京都教育委員会)/東京文化財ウィーク解説カード(東京都教育庁)
2005-8-24



本殿

本殿覆屋-拝殿
虎柏神社社殿 (撮影:2004-11) 虎柏神社社殿 (撮影:2004-11)