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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
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番号・名称 年 代   構造等
29 阿蘇神社本殿 延宝4年(1676) 一間社流造、杮葺、向拝付
     
     
       
       
特徴等
阿蘇神社は、社記によれば推古天皇9年(601)の創建と伝わり、古来、里人、領主、武門に至るまで広く崇敬を集め、承平年間(931-938)には平将門が社殿を造営し、武運長久を祈ったといわれる。
現在の本殿は、蟇股及び柱下の墨書から、延宝4年(1676)の再建であることが判明している。一間社流造、杮葺、大棟は箱棟、三面に切目縁を廻し、正面に向拝、木階及び浜縁を設ける。建築年代の明らかな江戸時代初期の貴重な神社建築であり、現在は覆屋の社殿内に鎮座している。
参考資料:現地の説明板(東京都教育委員会)/武蔵阿蘇神社のしおり(阿蘇神社)

2004-11-7
阿蘇神社 本殿 (撮影:2004-7) 阿蘇神社 拝殿 (撮影:2004-7)