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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
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番号・名称 年 代   構造等
26 真照寺薬師堂 室町時代 木造、方3間、宝形造、茅葺形式銅板葺
真照寺薬師堂 (撮影:2004-6)
特徴等
真照寺は真言宗豊山派の寺院で、寛平3年(891)に義寛上人によって開山されたと伝えられる古寺で、あきる野市引田に所在している。
薬師堂は、木造、方3間、屋根が宝形造、茅葺き形式銅板葺のお堂で、薬師如来を安置する。周囲に切目縁を廻らせ、軒回り柱上部に船肘木をすえる。室町時代の建立と見られており、「新編武蔵風土記稿」には寛平3年(891)造立の柱を用いて、廷文元年(1356)に再建したとあり、すでに江戸中期頃には柱に虫穴などがあって古色を呈していたと記されているという。往年のたたずまいを伝え、今も広く信仰を集めている。
参考資料:現地の説明板(東京都教育委員会)
2005-8-23
真照寺薬師堂 (撮影:2004-11) 真照寺薬師堂 (撮影:2004-6)