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特徴等
静水の間:手前の部屋には橋本静水(1876-1943)の天井画が描かれており、床柱には黄蘗 (きはだ) の木が使われている。奥の部屋の天井画には池上秀畝 (いけがみしゅうほ) の作品が入っており、欄間は小山大月の作品になっている。床柱には槙の木が使われている。
清方の間:部屋の絵は鏑木清方(1878-1972)によって描かれている。欄間は絵を大きく描いてもらうために、大きめに作られている。また、美術館に貸出しができるように取外し可能になっている。この部屋はお茶室風に作られており、天井はスライスした北山杉を編みこんだ網代天井としている。床柱も北山杉で、こちらは当時東京で家五軒分もの価値があったと言われている。
参考資料:目黒雅叙園案内パンフレット
2005-8-17
目黒雅叙園百段階段 清方の間
(撮影:2004-8)
目黒雅叙園百段階段 清方の間
(撮影:2004-8)
     
     
       
       
番号・名称 年 代   構造等
24-3 目黒雅叙園百段階段 静水・清方   昭和10年
(1935)
木造2階建、建築面積64.69㎡、延床面積170.46㎡、入母屋造桟瓦葺(庇鉄板葺)
目黒雅叙園百段階段 静水の間
(撮影:2004-8)
目黒雅叙園百段階段 静水の間
(撮影:2004-8)
       
       
       
       
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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在