番号・名称 年 代   構造等
24-2 目黒雅叙園百段階段 漁樵・草丘  昭和10年
(1935)
木造2階建、建築面積113.84㎡、延床面積263.18㎡、入母屋造桟瓦葺(庇鉄板葺)
特徴等
魚樵の間:部屋の名前は、「魚樵問答」という中国の古い諺からつけられた。床柱には木彫りの施された樹齢280年の大きな檜が使われている。左の床柱には漁師と松、右の床柱にはきこりと梅が、尾竹竹波 (おたけちくは) の原図で盛鳳嶺 (さかりほうれい) によって彫られている。欄間には五節句の様子が描かれている。
草丘の間:磯部草丘(1897-1967)によって欄間、天井画が描かれている。群馬出身であったので、欄間には群馬の四季が描かれている。眺めが大変よい部屋で、以前は富士山を眺めることができた。床柱には槐 (えんじゅ) が使われている。
参考資料:目黒雅叙園案内パンフレット
2005-8-17
     
     
       
       
目黒雅叙園百段階段 草丘の間
(撮影:2004-8)
目黒雅叙園百段階段 草丘の間
(撮影:2004-8)
目黒雅叙園百段階段 魚樵の間
(撮影:2004-8)
目黒雅叙園百段階段 魚樵の間
(撮影:2004-8)
       
       
       
       
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