特徴等
旧李王家東京邸は、昭和5年(1930)に朝鮮王朝・李王家の東京の邸宅として建てられた建物である。当時皇族の住まいを一手に引き受けていた宮内省内匠寮の工務課長北村耕三らによる設計で、施工は清水組が担当した。鉄筋コンクリート造(木造小屋組)、地上2階・地下1階、外観はイギリス・チューダー様式を基調としたデザインで、中央の尖塔や多様な窓が印象的である。わが国の近代の歴史の一側面を今に伝える貴重な遺構で、現在は「赤坂プリンス クラシックハウス」として利用されている。
参考資料:千代田区観光協会HP/赤坂プリンス クラシックハウスHP
2018-8-18
     
     
       
       
旧李王家東京邸 (撮影:2003-11) 旧李王家東京邸 (撮影:2003-11)
       
       
       
       
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    東京都指定の有形文化財建造物   2018-8-13 現在
旧李王家東京邸 (撮影:2003-11) 旧李王家東京邸 (撮影:2003-11)
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番号・名称 年 代   構造等
10 旧李王家東京邸 昭和5年
(1930)
鉄筋コンクリート造 (一部木造)、地上2階・地下1階建、塔屋付