リストに戻る
    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
リストに戻る
妙法寺仁王門 (撮影:2004-9) 妙法寺仁王門 (撮影:2006-9)
特徴等
妙法寺は、江戸時代後期に「堀の内の厄除けお祖師さま」と喧伝され、多くの参詣者を集めた寺院である。明和6年(1769)の火災により、諸堂宇とともに記録も焼失し、それ以前の詳しい寺史が失われてしまった。江戸時代後期には将軍家の膳所になりたびたび来訪を受けたという。
仁王門は、天明7年(1787)に鐘楼門として建設されたもので、3間1戸、楼門形式の門である。屋根は入母屋造、本瓦葺で、潜戸及び左袖塀を付け、正面両脇2間に仁王像を安置し、背面は吹放とする。上層は高欄付の縁を巡らし、室内正面に厨子入釈迦如来坐像を安置、背面に板本尊を置く。各所に精緻な彫刻が施され、また、仁王像は明治元年(1868)に千代田区麹町日吉山王社から移されたものという。
参考資料:東京都文化財情報DB(東京都教育庁)/東京文化財ウィーク解説カード(同庁)
2005-8-19
     
     
       
       
番号・名称 年 代   構造等
06 妙法寺
仁王門
天明7年
(1787)
3間1戸楼門、入母屋造、本瓦葺、潜門及び左袖塀附