妙法寺書院(御成間) (撮影:2006-9)
       
       
       
       
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    東京都指定の有形文化財建造物     2018-8-13 現在
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番号・名称 年 代   構造等
05 妙法寺
書院(御成間)
文化11年
(1814)
1重、桁行9.0m、梁間7.7m、母屋造、桟瓦葺、周囲庇附
特徴等
妙法寺は、江戸時代後期に「堀の内の厄除けお祖師さま」と喧伝され、多くの参詣者を集めた寺院である。明和6年(1769)の火災により、諸堂宇とともに記録も焼失し、それ以前の詳しい寺史が失われてしまった。江戸時代後期には将軍家の膳所になりたびたび来訪を受けたという。
書院(御成間)(おなりのま)は文化11年(1814)建造の書院造建築で、歴代の徳川将軍が野遊の折休息所として使われた。八畳の上段の間の周囲に30畳の畳廊下を廻らした独特の平面形式で、上段の間には床の間・違い棚・付書院を備え、壁面や鏡天井に障壁画を張るなど、将軍御成間にふさわしい格式ある造りになっている。
参考資料:東京都文化財情報DB(東京都教育庁)/東京文化財ウィーク解説カード(同庁)

2005-8-18
妙法寺書院(御成間) (撮影:2006-9) 妙法寺書院(御成間) (撮影:2006-9)