東京都の登録文化財建造物 2018-8-13 現在 |
特徴等 |
この建物は、東京帝国大学農学部実科の本館及び講堂として昭和9年(1934)に竣工した。学校は翌年に東京高等農林学校として独立、その後名称変更や組織変更を経て、現在は東京農工大学農学部の本館になっている。講堂部が鉄骨鉄筋コンクリート造、他は鉄筋コンクリート造2階建で、建物の一部に地階を設け、正面中央部に3階及び塔屋を備える。平面は、背後に講堂等の施設を張り出させたE字型の左右対称とし、正面に3連アーチの玄関ポーチ部分を設ける。外壁はモルタル塗を基調とするが、軒及び開口部周辺等要所にスクラッチ及び褐色タイルを貼って変化を付ける。設計は東京帝大営繕課。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/東京都文化財ウィーク解説カード(東京都教育庁) 2005-8-22 |
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番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
182 東京農工大学 農学部本館 |
昭和9年 (1934) |
鉄骨鉄筋コンクリート造3階建、建築面積2896㎡ |