東京都の登録文化財建造物 2018-8-13 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
024 心光院表門 | 寛保3年(1743) 昭和25年(1950)移築 |
木造、瓦葺、四脚門 |
特徴等 |
心光院は増上寺がまだ貝塚(現在の千代田区平河町付近)にあった頃の学寮であったと伝えられている。増上寺が現在地に移転した後、元禄8年(1695)に子院となり台徳院の位牌が安置された。現在地へは昭和25年(1950)に区画整理により移転した。 表門は一間一戸の四脚門で、切妻、本瓦葺である。門には4枚の棟札が納められており、最も古いものは文化元年(1804)に修理されたときのものである。虹梁の絵様は様式的に18世紀と推定されるものもあり、建造の年代を示す資料となっている。増上寺子院の表門の形式を伝える貴重な遺構である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/港区文化財のしおり(港区教育委員会) 2005-8-9 |
心光院表門 (撮影:2004-1) |
心光院表門 (撮影:2004-1) | 心光院表門 (撮影:2019-9) |
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