特徴等 |
常照院はもと芝浦にあった不断説法所で、芝移転とともに増上寺の子院に列せられたといい、大門入る右側旧三島谷入口の角に所在している。内陣は方2間半の土蔵造で、外壁に石が貼られ、屋根は宝形造、瓦葺である。正面に重厚な観音扉を設け、内部は後方に構えた仏壇・厨子、黒漆塗の格天井など、華やかで濃密な空間をつくっている。震災、戦災にも耐えて、往時のたたずまいを今に伝える。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2005-8-11 |
常照院本堂内陣 (撮影:2004-8) | 常照院本堂内陣 (撮影:2004-8) |
東京都の登録文化財建造物 2018-8-13 現在 |
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番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
020 常照院 本堂内陣 |
明和6年 (1769) |
土蔵造平屋建、瓦葺、建築面積25㎡ |
常照院本堂内陣 (撮影:2004-8) |