番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
003 旧新潟税関庁舎 | 明治2年(1869) | 木造、建築面積390.1㎡、一階建、桟瓦葺、中央部塔屋付、銅板葺 |
特徴等 |
安政5年(1858)の米・蘭・露・英・仏との通商条約により、従来の下田、函館に加え新たに神奈川・長崎・新潟・兵庫を開港することを約し、新潟は明治元年(1868)に開港、翌年税関庁舎や保税倉庫が建設された。この建物は、地元の大工が西洋建築を見様見真似で造ったいわゆる「擬洋風建築」で、外観は洋風であるが、主として和風の技術が用いられている。4港の税関のうち現存するのはこの建物だけで、わが国の近代化の歩みを今に伝える貴重な遺構である。 参考資料:現地の説明板/ 2006-5-29 |
新潟県の重要文化財建造物 2017-12-2 現在 |