北方文化博物館集古館

特徴等

北方文化博物館は近代の新潟を代表する豪農・伊藤家の本邸で、磐越自動車道新津ICから4kmほど北の阿賀野川左岸に位置している。敷地8千8百坪の広大な敷地に配された建造物26件が登録文化財になっており、豪農の屋敷構え、生活の様子を今に伝えている。昭和21年(1946)より「財団法人北方文化博物館」として一般に公開されている。
集古館は切妻造、平入、置屋根式、桟瓦葺の大規模な２階建土蔵で、主屋の北西に位置している。南面のほぼ中央を開放として、東と西にわかれる。切石積の基壇、調和のとれた海鼠壁と漆喰壁、トラス組の小屋など建築の質も高い。もと米蔵で、現在は展示ギャラリーとなっている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／豪農の館案内リーフレット
2006-5-24

番号-名称		年代	構造等
053 北方文化博物館集古館		明治34年 (1901)	木造2階建、瓦葺、建築面積168㎡


北方文化博物館集古館 (撮影：2004-1)	北方文化博物館集古館 (撮影：2004-1)

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