特徴等

新潟市街の中心部、南浜通に面して建つこの博物館分館は、明治28年(1895)頃に建てられた長岡在住の清水常吉の新潟別邸が母体となっている。別邸は、明治末期に横越町の豪農伊藤家が購入、整備され、昭和21年(1946)より北方文化博物館新潟分館として一般に公開されている。 煉瓦塀は屋敷の南東部を区切る高さ約３ｍ、全長３７ｍの煉瓦塀である。外側は煉瓦を見せるが、内側はバットレス状の控えと柱型を備えてモルタル塗とし、柱型の間を扁平なアーチ状にかたちづくる。煉瓦造からコンクリート造への転換期の様相が窺える。 参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／新潟市の文化財(新潟歴史双書・新潟市) 2006-5-27

北方文化博物館新潟分館煉瓦塀 (撮影：2006-5)	北方文化博物館新潟分館煉瓦塀 (撮影：2006-5)

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新潟県の登録文化財建造物　　　 2018-12-23 現在 秋田県

番号-名称		年 代	構造等
034 北方文化博物館 新潟分館煉瓦塀		大正4年 (1915)	煉瓦造、延長37m