愛知県の重要文化財建造物 2018-1-14 現在 |
特徴等 |
この東松家 (とうまつけ) は、もとは名古屋市中村区船入町の問屋街の一角にあった商家である。明治20年代後半までは油屋を生業とし、その後昭和の初めまで堀川貯蓄銀行を営んでいた。建物は塗屋造と呼ばれる工法によっており、間口が狭く奥行の深い典型的な町家である。1階左側に3階まで吹き抜けの通り土間を設け、右側には店、座敷が連ねられている。また、2階には茶室が設けられているなど、当時の商家の豊かさと生活様式がしのばれる貴重な建築である。 参考資料:現地の説明板(博物館明治村)/博物館明治村ガイドブック(博物館明治村) 2005-12-20 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
068 旧東松家住宅 | 明治34年(1901)頃 | 木造3階建、瓦葺、建築面積162㎡ |