特徴等 |
この建物は、明治18年(1885)に東山梨郡役所の新庁舎として日下部村に建築された。様式は当時の県令藤村紫朗が積極的に奨励し、「藤村式」と呼ばれた擬洋風建築の一つである。左右対称形で、正面にベランダを廻らせる様式は、当時の官庁建築の定型的なものである。藤村式建築の他の例として、明治8年(1875)に中巨摩郡敷島町(旧睦沢村)に建てられた睦沢学校校舎がある。昭和41年(1966)に甲府市の武田神社の一角に移築され、藤村記念館として一般に公開されている。 参考資料:現地の説明板(博物館明治村)/博物館明治村HP 2005-12-20 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
064 旧山梨県東山梨郡役所 | 明治18年(1885) | 木造2階建、瓦葺、建築面積289㎡ |
愛知県の重要文化財建造物 2018-1-14 現在 |