特徴等 |
名古屋城は、徳川家康が清須から遷府のために天下普請として築城させた城で、江戸時代を通じて尾張徳川家の居城として栄えたが、太平洋戦争でほとんどの建物が焼失し、損壊を免れた建造物7棟が文化財として指定(登録)されている。 西南隅櫓は、本丸の西南隅に位置する二重三階、上層の屋根が入母屋造、本瓦葺の櫓である。西・南両面に軍事用の「石落し」を張り出して千鳥破風を設けた屋根を付けるが、南面の屋根はさらに唐破風としている。 明治24年(1891)の濃尾大地震で石垣と共に崩壊したが、宮内省によって大正12年(1923)に修理復旧された。 参考資料:現地の説明板/名古屋城案内リーフレット 2009-11-20 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
010 名古屋城西南隅櫓 | 慶長17年(1612)頃 | 二重三階、本瓦葺 |
愛知県の重要文化財建造物 2018-1-14 現在 |