名古屋城東南隅櫓

特徴等

名古屋城は、徳川家康が清須から遷府のために天下普請として築城させた城で、江戸時代を通じて尾張徳川家の居城として栄えたが、太平洋戦争でほとんどの建物が焼失し、損壊を免れた建造物7棟が文化財として指定（登録）されている。
東南隅櫓は、本丸の東南隅に位置する二重三階、上層の屋根が入母屋造、本瓦葺の櫓である。東・南両面に軍事用の「石落し」を張り出して屋根を架ける。この櫓は創建当時の姿を伝えるもので、鬼瓦などに葵の紋が見られるとのこと。
参考資料：現地の説明板/名古屋城案内リーフレット
2009-11-20

番号・名称		年代	構造等
008 名古屋城東南隅櫓		慶長17年(1612)頃	二重三階、本瓦葺


名古屋城東南隅櫓 (撮影：2009-11)	名古屋城東南隅櫓 (撮影：2009-11)