特徴等
この建物は、大正4年(1915)日本の細菌学の先駆者北里柴三郎博士が、ドイツで学んだ研究所にならい東京の芝白金三光町に建てた研究所の本館である。木造2階建の洋風建築で、天然スレート葺の腰折れ屋根に櫛形の屋根窓を置く。正面玄関に車寄を設け、上には段状破風と八角小塔を飾る。外壁は下見板張で、腰壁と軒下小壁を竪羽目板張とし、上げ下げ窓まわりに柱形を表す。もとは左翼の長いL字形の建物であったが、左翼屋を除いてここに移築された。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明資料(博物館明治村)
2005-12-20
明治村北里研究所本館
(撮影:2005-9)
明治村北里研究所本館
(撮影:2005-9)
       
       
       
       
リストに戻る
明治村北里研究所本館
(撮影:2005-9)
    愛知県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
リストに戻る
番号-名称 年 代   構造等
310 明治村北里研究所
本館
大正4年(1915)
昭和55年(1980)移築
木造2階建、スレート葺一部銅板葺、建築面積360㎡、塔屋付