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    愛知県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
特徴等
この東湯は、知多半島の港町亀崎にあった銭湯である。明治の末頃建ったと推定されており、湯水を多く使う商売柄、建物の傷みや改造も少なくなかったが、表構え、番台などに当時の面影を留めている。木造、切妻造、平入で、前半分が脱衣室と和室が重なる2階建、奥の浴室部分が平家建になっている。正面1階は庇をつけ、両側に男女別の脱衣室への出入口を設け、中央の出格子裏が番台である。男脱衣室から上る2階は和室2室で、肘掛窓に手摺がつく。浴槽は男湯と女湯がつながっていて、目隠しだけで仕切られていた。浴室の内装は移築時の復原である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明資料(博物館明治村)
2005-12-20
明治村半田東湯
(撮影:2005-9)
     
     
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
308 明治村半田東湯 明治(1868-1911)末期
昭和55年(1980)移築
木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積50㎡