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明治村大明寺聖パウロ教会堂
(撮影:2005-9)
    愛知県の登録文化財建造物    2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
290 明治村大明寺
聖パウロ教会堂
明治12年(1879)
平成6年(1994)移築
木造平屋建、瓦葺、建築面積172㎡
特徴等
この建物は、明治12年(1879)頃、長崎湾の伊王島にフランス人宣教師ブレル神父の指導のもとに建設された教会堂である。木造瓦葺、真壁造、腰板張で、正面に切妻の玄関廊をつけ、鐘楼を載せる。外観は和風意匠であるが、内部は後期ゴシック様式で、身廊と側廊を持つ3廊式である。身廊は木製束ね柱と漆喰塗の四分ヴォールトで飾り、側廊には竿縁天井を曲面に張る。明治6年(1873)にキリスト教禁制が解かれた初期教会堂の貴重な遺構の一つである。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明資料(博物館明治村)
2005-12-20
明治村大明寺聖パウロ教会堂
(撮影:2005-9)
明治村大明寺聖パウロ教会堂
(撮影:2005-9)