特徴等
この住宅は、明治20年(1887)頃、東京千駄木に建てられた医学博士中島襄吉の新居である。木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺で、外壁は押縁下見板張、田の字型平面を基本とする和風住宅である。明治中期の典型的中流住宅であるが、明治23年(1890)森鷗外が借家して一年余りを過し、「文づかひ」などの小説を発表した。また、その後明治36年(1903)から39年(1906)まで夏目漱石が借りて住み、「吾輩は猫である」を執筆したという謂れのある住宅である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明資料(博物館明治村)
2005-12-20
明治村森鴎外・夏目漱石住宅
(撮影:2005-9)
明治村森鴎外・夏目漱石住宅
(撮影:2005-9)
明治村森鴎外・夏目漱石住宅
(撮影:2005-9)
       
       
       
       
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    愛知県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
280 明治村森鴎外・夏目漱石住宅 明治20年(1887)頃
昭和39年(1964)移築
木造平屋建、瓦葺、建築面積130㎡