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    愛知県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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明治村工部省品川硝子製造所
(撮影:2005-9)
明治村工部省品川硝子製造所
(撮影:2005-9)
番号-名称 年 代   構造等
272 明治村工部省
品川硝子製造所
明治10年(1877)頃
昭和44年(1969)移築
煉瓦造平屋建、瓦葺、建築面積123㎡
特徴等
明治6年(1873)、イギリス人技術者を雇い入れて品川興業社硝子製造所が開設された。同9年(1876)、工部省がこの製造所を買い上げ官営となった。
この建物は、明治10年(1877)頃に建てられた煉瓦造、平屋建(一部中2階付)の工場建築で、木造キングポストトラス小屋組による切妻屋根に、換気用の越屋根を載せる。外壁はイギリス積で軒蛇腹が巡る。開口部は半円アーチのファンライト付と,まぐさ石形式の2種を用い,石材がアクセントとなる。明治初期官営工場の遺構である。後にこの工場は民間に払い下げられ、 明治末には三共合資会社製薬場となって薬品も製造された

参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明資料(博物館明治村)
2005-12-20