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    愛知県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
259 明治村ハワイ
移民集会所
明治22年(1889)頃
昭和44年(1969)移築
木造平屋建、鉄板葺、建築面積88㎡
特徴等
ハワイへの移民は、明治元年(1968)、153人の日本人移民が無許可渡航したことにはじまり、同14年ハワイ国王が来日し移民を希望、翌年から本格的に移民が開始されたという。
この建物は、明治22年頃、ハワイ島の町ヒロのイルック川のほとりに、岡部次郎牧師によって日本人のために建てられた教会である。その後、周辺の日本人の集会所となり、さらにヒロの英字新聞社に買いとられ、倉庫として使用された。バルーン・フレーム構造の平屋建で、鉄板葺の切妻屋根は軒先で緩勾配とする。隅柱付の下見板張で上げ下げ窓を開く。正面軒高にコーニスを飾り,換気口や入口上ペディメントと共に反復する三角形で意匠をまとめる。高床式で、入口が橋のように造られている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(博物館明治村)
2005-12-20
     
     
       
       
明治村ハワイ移民集会所
(撮影:2005-9)
明治村ハワイ移民集会所
(撮影:2005-9)